
「店長さんって忙しそうだけど、普段何やってるの?」
「店長業務ってどんな仕事?」
こんな質問をよく貰います。
私もこの仕事に就くまでは店長業務って何なのかよく分からなかったです。
周りからしたら謎が多い気がします!笑
そこで、今回はコンビニ店長(オーナー)の業務内容についてお話ししていこうと思います。
コンビニ店長(オーナー)になりたい人はもちろん、店舗経営を目指してる方にも参考になる内容かと思いますので、最後まで目を通して頂けると嬉しいです。
目次
コンビニ店長(オーナー)の仕事とは?
結論から話します。
ずばり、
人(ひと)物(もの)金(かね)の管理です!
店舗経営者(管理者)の仕事はこれになります。
あまりイメージがつかないかもしれないので、各分野毎に具体的な業務内容も交えつつ、説明していきたいと思います。
また、金(かね)の管理に関してはデータの管理として説明していきます。
人(ひと)の管理
従業員採用・教育
店舗で働いてくれる従業員さんを採用し、教育していきます。
面接→採用→教育で進めていきます。
よく自分の分身を作る事が大事だと言われてます。
自分と同じように考え動いてくれる人が一人でもいてくれると、とても助かります。
そういう従業員さんを育てていく事が重要になってきます。
シフト作成
従業員さんのシフトを作成します。
固定シフト制を採用している店舗では、あまり大変な業務では無いかもしれません。ですが、当店では自由シフト制を採用している為、毎週作って掲示していきます。(これが結構大変なのです笑)
シフトが埋まらない場合はフォローに入らなければいけない為、極力シフトは埋めておくようにします。
※従業員さんの急な欠勤にも対応出来るように常に余裕を持っておくことが大事!
クレーム対応(お客様からのご指摘)
人の管理は身内だけでなく、お客様の対応も含まれます。
その中でも一番大変なのが、このクレーム対応です。(精神的にきます笑)
お客様からの指摘には誠意を持って対応し、改善に努めていかなければなりません。
私個人的としてもお店としても成長出来る機会と捉えてます。
物(もの)の管理
商品発注
商品を注文します。
おにぎり・お弁当・パンなどは毎日発注があり、お菓子や雑貨などは1日おきの発注となります。
お店の売上にも大きく影響してくる為、一番頭を使います。
売場作り
毎週新商品が出たり、季節ものの商品等は、都度売場を作っていく必要があります。
同じような売場だとお客様も飽きてしまうので、新鮮な売場を目指してます。
基本的に毎日店内をぐるぐる回って、気になる箇所があれば変えていきます。
商品の廃棄登録
賞味期限の切れてしまった商品を廃棄登録していきます。
ここをしっかりとやらないと、商品の在庫数が合わなくなってしまい、棚卸しで大きな金額差が出てしまいます。
(とてもシビアです…)
金(かね)の管理
データ分析
日々の売上チェックや、分類毎に売筋を確認し、品揃えの確認やカットする商品を考えます。
単品管理も重要となるので、品揃えしている全アイテム頭の中に入れておきます。(お客様に聞かれても答えられるようにという意味合いもあります)
レジ点検(締め作業)
コンビニは24時間365日経営し続けているので、一日一回レジの締め作業(売上の締め)があります。
ここで、本部への提出物の確認等もします。
本部社員との打ち合わせ
金の管理に入るかは微妙ですが、お店の売上向上・お店の問題点を改善する為、毎週担当の本部社員さんと打ち合わせをします。
ここで、次週のキャンペーン情報や新商品の発注数など決めていきます。
担当の本部社員さんと揉めるオーナーさんも多いそうですが、私の考えでは本部の人とは良好な関係を築く事が大事だと考えています。
頼りになるアドバイザーという認識です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コンビニ店長が普段どういう仕事をしているのか、何となく理解出来たのではないでしょうか。
基本的には管理が仕事になるので、いわゆるコンビニの仕事(レジ・品出し・掃除など)を全部自分でやろうとするとパンクします!(キャパオーバー)
↑私が店長になったばかりの頃は、この状態でした笑
従業員さんに色々な仕事を任せていき、自分にしか出来ないこと(売上・利益を上げるための行為)に力を発揮する状況にもっていくことが、大事であると考えています。
今後、1日のスケジュールも公開していこうと思っているのでお楽しみにしていて下さい。
これからコンビニ経営を考えている方にとって、この記事が参考になれば嬉しいです。